LPOについて1
LPOとは Landing Page Optimization の頭文字を取った略語です。直訳すると着陸(訪問誘導)ページ最適化となります。
検索結果表示画面(SERPs)やPPC広告をユーザーがクリックした際に、最初に表示されるページ、これがランディングページです。
このランディングページを訪問ユーザーの導線設計を考慮して最適化を行うことをLPOといいます。 SEOに言葉が似ていますが、SEOには直接関係しません。SEOの後の話、SEMに属する類の用語です。
PPC広告に出向する目的は言わずもがな、商品購入や資料請求、問い合わせなどの成約率のアップを目論んでのものです。
ランディングページが最適化されていなければ、投下する広告費が成約率に結びつかず費用対効果を圧迫することになりかねません。
例えばSERPsで上位に表示されているにもかかわらず、PPC出稿しているサイトを見かけた覚えがありませんか?こういったサイトはLPOに対する取り組みが真摯な場合が多いです。
LPOについて2
何故なら、SERPsに表示されたリンクと、広告に表示されたリンクと、クリックした際に誘導表示されるページは違うはずです。
SERPsにはトップページの方がその下層ページより上位に表示される傾向が強くあります。しかし、キャンペーンなどを行う場合トップページより、直接キャンペーンページへ誘導したい事情がそれぞれのサイトにはあるはずです。
もちろん、ページ自体への最適化も施されなくてはいけません。ページ自体の最適化を考慮するに当たって、多く実施されるのがスプリットランテストやA/Bテストと呼ばれるものです。
例えばある商品のセールス訴求点として「価格」と「機能」があった場合、「価格」を前面に打ち出したページと「機能」を前面に打ち出したページの2つを並存させます。そして、どちらのページの方が成約率が高くなるかテストするわけです。
場合分け(split)をした上で、実際に運営(run)しながら検証(test)を行うという手法です。 WEBという特性を十分に活用する販売促進マーケティング手法の一つです。